ドールのブーツを作ろう2
初心者がドール用ブーツにチャレンジしようというこの試み………。
ドーリィバードvol.20のドール靴作家さんの作り方を参考にしております。
しかし素晴らしいお手本があるとはいえ、作り手はど素人でありました。
やっっっっっぱり失敗です!!!!
でもとにかく1足、片足だけ靴としての形には頑張って作りました。うおお〜〜!!なんともいえぬコレジャナイ感!!( ;∀;)
では前回の続きです。
靴型の底に靴底の形ピッタリに切り抜いたボール紙をマスキングテープで貼りつけておきます。
上の爪楊枝っぽいのはボンドをつけるためのやつです。
靴型にかぶせていきます。私は最初に全体を軽くセロテープで仮止めしてますが、お手本はつま先から覆うようにかぶせて靴底部分に細かくギャザーを寄せるようにして接着剤でくっつけます。
しっかりくっついたら底が平らになるように余分な革をカッターで削ぎ落とすそうです。
目打ちがあるといいようですね。
一方のただすみ。なんでしょうね〜なんか靴底がカオス化してます。(黄色いのがG10)
作業中G10が臭くて酔いそうになりました。たまらんくっさいわ〜!途中でおなじメーカーの溶剤フリーの臭くないボンドを買ってきました。25mlで同じ値段。最初からこれにすれば……!
もう底をカッターで削ぐ気力が飛んだ……。
ここまで出来は凄まじくとも一応ギリギリ、ブーツの形を保っていました。
しかし致命的ミスを犯していましたね。
なんとまぁ靴形の底につけたボール紙を私はマステでぐるっと半周はさせてくっつけていました。
くっつけとくのはちょっとで良かったんですね。
型にガッチリくったけた。それはつまり、
靴型を外す時に外れない。
毎度よくわからん写真ですみませんが、結局靴型を外すために無理やり引っ張ったため、つま先部分が裂けた状態に!
oh………ヒドイヨ。
オワタ…………\(・∀・)/
しかし、ここでデザインを変えることを思いつきました!
あれだね、ギリーシューズ………?
去年よく見かけたそれに近い………。
ただし女の子向けになってしまった。
開き直って中敷きを私はマステでぐるぐる巻きに。(マステは時間が経つとおそらくベタつくのであくまで一時的な時向けです)
中敷きの次は靴底です。
お手本は型でレジン底を作る方法でしたが自作レジンと決別中なので別方法。
百均で売っていた家具の底につける滑り止め(写真のは逆に滑るものですね)を使います。
靴型より一回り大きくカットしたものを2枚貼りあわせます。ちなみに厚みは測ったら3〜4mmくらいでした。
それを本体底に接着。
かかとのヒール部分も2枚重ねでくっつけます。
次は靴底と本体の境い目部分にぐるっと貼り付けるパーツを作ります。
細長く切った合皮に刺繍糸でステッチを入れます。
ミシンで縫えればミシンでも。
接着→乾燥→接着→乾燥とすでに接着に疲れた私はとうとう両面テープを使用。
しっかり作るならボンドです。よほどいい両面テープでないと長期には向かないです。
こんな感じに。
あとは紐を通します。通し穴2mmに対して紐は1mmを使いました。
ドールの足に履かせ、紐を編み上げて完成です。
余裕のある方はジッパーをつけるとドールの足の着脱が楽かと思われます。
つま先(ギャザーとかいう可愛いもんじゃないよこれ!)から全体のフォルムまで要作り直しです。
弁当箱型ムートンブーツのようだ……。
サイズ的には天藍の足にちゃんとあってました。
編み上げなので足首やふくらはぎ回りも調整が効きます。
人間の靴も合皮製がほとんどですし作れなくはないですが、伸びない合皮は私のような慣れない素人には非常に難しいです。
合皮は合皮でも2wayストレッチだとか伸びるタイプだとまた違うかも知れませんね。
私の場合はしっかり天然の革を使い、きちんと手順を踏んで丁寧に製作せねば。
ここまで読んで下さった方、ありがとうございました!!